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「ETFでの運用は、目的地に行くのに、タクシーではなく電車か地下鉄を選択するようなもの。タクシーのほうが早いかもしれないけれど、確実に“平均的な”パフォーマンスを狙うなら電車や地下鉄のほうがよいですよね」 外貨預金 …と語るのは、“ETF投資入門 ? 上場投信・徹底活用ガイド”(日経BP社)の著者、太田創(おおた つくる)さん。「実は、TOPIXや日経平均など、市場の平均値(インデックス)以上のパフォーマンスを達成するのは相当に困難(※)なのです。タクシーを使えば、平均所用時間より早く目的地に着くかもしれないけれど、渋滞に巻き込まれて遅れてしまうかもしれない。だったら、平均的な所要時間で確実に目的地に着いたほうがよい…ETFでの運用の基本スタンスをたとえて言えば、こんなふうになります」と太田さんは言います。資産運用 ※投信評価会社のモーニングスターによれば、日本株式を投資対象とした運用期間が10年以上のアクティブ型投資信託のうち、TOPIXを上回るパフォーマンスを10年間のうち7年以上上げているファンドは、約2割弱に過ぎないといいます。 ETF くりっく365 一般の投資信託と異なり、個人投資家と市場との間に介在する関係者が少ない分、コストが低く、投資家が市場で自由に売買できる仕組みが確保されています。 右の図は、通常の“投資信託の仕組み”と“ETFの仕組み”を図式化したものです。一見しただけで、ETFのほうが仕組みが単純で、関係者が少ないことが分かります。「一般的に金融商品に関係する会社が少ないほどコストが抑えられ、収益性が高くなります。この点だけをとってみてもETFが投資家にとって利点のある商品であることがわかります」(太田創氏)。また、ETFでは、投資家と市場(証券取引所)の距離が近く、このことが、一般の上場株式と同じように、投資家が市場で自由にETFを売買できることを表しています。 |